ヒューマンセントリック照明(HCL)に貢献する日亜化学の光の視点
日亜化学工業
2024-09-03 08:55:20
日亜化学工業が青色LEDと黄色蛍光体を組み合わせて実現した白色LEDの発売から28年。それ以来、LED 技術が白熱電球や蛍光灯に取って代わり、主流の光源になりました。 LEDの性能は日々進化し続けており、現在では発光効率が200lm/Wを大きく超え、より少ないエネルギーで空間を明るく照らすことが可能となっています。日亜化学工業は、省エネに貢献できるLEDの開発を通じて、エネルギーコストが高騰する中で人々の生活をサポートしていきたいと考えています。一方で、LED照明の需要が発光効率だけではなくなってきていることから、日亜化学工業も視野を広げてLED開発を行っています。日亜化学工業は今後も発光効率を超えた特性について、日々研究開発を続けてまいります。
「HCL」は、近年照明業界で広く使用されるようになった用語です。 Human Centric Lightingの略称です。一般にHCLとは「人間の心身の健康に役立つ照明」と定義され、生活リズムに合わせて光の色が変化する「チューナブル照明」として理解されています。しかし、日亜化学ではHCLをより広い視野で「光の効果でより豊かで快適な生活をサポートする照明」と定義し、その光を届けるLEDの開発に日々取り組んでいます。
光の効果で生活を豊かにしたり快適にしたりするという考えは読者の共感を呼ぶものではないかもしれませんが、例えば照明で次のようなことができるとしたらどうでしょうか?
- 朝の光が当たらない暗い部屋でも、LED照明で爽やかに目覚めることができたらどうでしょうか?
- LED照明で照らされたものが、若い頃と同じように鮮明に見えたらどうなるでしょうか?
- 見た目は普通のLED照明器具でありながら、同時に空間の清潔さを保つことができたらどうでしょうか?
- 等。